アーチェリーの世界ユース選手権がスペインのマドリードで行われ、新北市立明徳高級中学(=高校)2年生の戴宇軒さんが、男子個人リカーブで金メダルを獲得した。
戴宇軒さんは決勝戦(ゴールドメダルマッチ)でメキシコの選手と対戦。第1セットをスコア27-28で落とし、第2セットは26-26の同点に。勝ちは2ポイント、負けは0ポイント、引き分けは1ポイント獲得となることから、この時点でポイントを1-3に引き離された。しかし、第3セットから攻勢に転じ、28-26と追い上げ、第4セットと第5セットはほぼ満点に近い29-28、29-28で相手選手を圧倒。最後は7-3で、台湾チームに今大会初の金メダルをもたらした。
なお、戴宇軒さんは今大会で、チームメートである蘇于洋さん、劉泰言さんと共にリカーブの男子団体戦に出場。決勝まで進んだが4-5で惜しくも破れ、銀メダルに終わっている。