環境部の彭啓明部長(環境相)は1月30日、日本の一般財団法人日本財団スポGOMI連盟の玉澤正徳理事長と会談し、同連盟が推進する海洋ごみの削減を目指すスポーツ「スポGOMI」について意見交換を行った。彭部長は、「スポGOMI」がごみ拾いという身近な行動を競技として楽むことで、環境保護という核心的価値を実現している点を高く評価するとともに、台湾の「スポGOMI」参加に前向きに取り組んでいくことを約束した。また、市民がこの活動に参加することで環境をより重視するようになるとともに、日常生活の中で環境美化を心がける習慣が育まれるよう期待を示した。
「スポGOMI」とは日本語の「スポーツ」と「ゴミ」を組み合わせた造語で、ごみ拾いという単調な行動を、チーム対抗の競技へと転換した取り組みだ。近年海外でも多くの若者や幅広い分野の人々の参加を集めている。競技には厳密な分別のルールや制限時間が設けられており、参加者は競技を通して環境を清潔に保つことの重要性を実感し、ひいてはそれが自身の生活習慣を根本から見直すきっかけにもなっている。
「スポGOMI」の国際的な影響力が拡大する中、環境部は日本財団スポGOMI連盟と事前協議を行い、国際大会のルールや運営の詳細について理解を深めている。日本側からは、これまでに開催された「スポGOMIワールドカップ」の日程、採点基準、選手育成の経験などが共有されたほか、2027年開催の「スポGOMIワールドカップ」に台湾を含め、より多くの国・地域の代表チームの参加を歓迎する旨が伝えられた。
環境部は、台湾で「スポGOMI」の実施について、地方自治体、民間団体、企業などを巻き込んだ官民連携の形で実現したいと考えており、今年9月以降に予選を開催、2027年4月には全国規模の決勝大会を実施することを検討している。また、将来的には「スポGOMIワールドカップ」などの国際大会に参加し、好成績を収めることを目指す。
環境部は、「スポGOMI」は単に栄誉を競うものではなく、ごみ拾いを通じて廃棄物の海洋への流入を減らし、環境の持続可能性を促進することを目的とするものだとした上で、今後も環境の持続可能性を促進する革新的な取り組みを導入し、市民、民間団体、企業に参加を積極的に呼びかけることで、台湾が環境保護の舞台でも引き続き存在感を示していけるよう期待を寄せた。