2026/04/30

Taiwan Today

文化・社会

中正紀念堂「演芸ホール」で台湾の民主主義と人権の物語を伝える映画上映

2026/04/28
中正紀念堂(台北市中正区)1階「演芸ホール」では5月5日以降、人権にまつわる4つのテーマで合計11回の上映会とトークセッションが行われ、14作品が上映される。(文化部)
中正紀念堂(台北市中正区)1階「演芸ホール」は近年、台湾の民主主義と人権の物語を伝える「人権映画館」として活躍している。5月5日以降、人権にまつわる4つのテーマで合計11回の上映会とトークセッションが行われ、14作品が上映される。トークセッションでは映画監督や映像研究者が作品の解説や討論を行う。
 
蒋介石元総統を記念するために建てられた中正紀念堂は長い間、国家権力を中心とした単一の歴史を伝える場であった。しかし、この「人権映画館」は、権威主義の象徴的空間という枠組みを取り払い、抑圧されてきた、あるいは見過ごされてきた側の声に光を当てることを試みるものだ。映像を通じて「誰が台湾を代表するのか」、「誰の歴史が記憶されているのか」、「台湾の記憶とは何か」といった問いを投げかけ、台湾社会のさまざまな側面を映し出す。
 
入場無料、事前申込不要。ただし、各回とも開演30分前(午後1時30分)から会場で整理券を配布する。整理券を持つ来場者から順に入場し、満席になり次第締め切る。上映日程や各回の作品リストなどの詳細は以下のとおり。
 
【シリーズ① エスニシティと境界】
第1回『菠蘿蜜』(2019) ∕ 5月5日(火) 14:00-17:20
       トークセッション:廖克発監督
第2回『哈勇家(邦題:ハヨン一家〜タイヤル族のスピリット)』(2022) ∕ 7月10日(金)14:00-17:20
      トークセッション:陳潔瑤(Laha Mebow)監督
 
【シリーズ② ジェンダーと身体】
第1回『刺青』(2007) ∕ 5月29日(金)14:00-17:10
       トークセッション:周美玲監督
第2回『晩春情事』(1989) ∕ 6月12日(金)14:00-17:20
       トークセッション:「ジェンダーと映像」研究者 范情
第3回『女兒的女兒(邦題:娘の娘)』(2024) ∕ 10月3日(土)14:00-17:40
       トークセッション:黄熙監督
 
【シリーズ③ 環境と権力】
第1回『我家門前有大河』(2009) ∕ 6月9日(火)14:00-16:30
       トークセッション:馬躍‧比吼(Mayaw Biho) 監督
第2回『美力台湾3D』(2017) ∕ 7月21日(火)14:00-16:50
       トークセッション:曲全力監督
       備考:3Dメガネを使用した没入型映像です
第3回『黒熊来了』(2019) ∕ 7月28日(火)14:00-17:30
       トークセッション:麦覚明監督
 
 【シリーズ④ 「人権映画賞」受賞作品】
第1回『薄荷涼菸』、『哥哥死後去了哪裡』∕ 6月18日(木)14:00-17:10
       トークセッション:李家驊監督、陳俊維監督
第2回『五花肉』、『尋宝的人』∕ 6月23日(火)14:00-17:10
       トークセッション:隋淑芬監督、蒋煥民監督、孫曉彤監督
第3回『留学生』、『再見大我』∕ 6月30日(火)14:00-17:20
       トークセッション:黄勇嵻監督、顔齊瑩監督
 

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