船舶内に立ち入って検査を行う航港局の検査員。(写真:交通部)
東京MOUは、世界にある9つの地域PSC協力組織の一つであり、アジア太平洋地域から条約不適合船(サブスタンダード船)を排除することを目指してて活動している。台湾は東京MOUの管轄区域内に位置しているため、この評価結果は台湾の船舶管理能力を最も具体的に示す指標となる。
東京MOUはこれまで旗国別評価を「ホワイト」、「グレー」、「ブラック」でリスト化していたが、今年からこれを「高パフォーマンス」、「中程度パフォーマンス」、「低パフォーマンス」に変更した。評価基準自体に変更はなく、これまでと同じく、加盟国の港湾で行われた船舶の検査回数および留置件数に基づいている。寄港国検査で重大な不備が発見された船舶は、改善されるまで出港停止(留置)処分となるが、台湾籍船は東京MOUの管轄地域において、2年連続で「Zero Detention」(留置ゼロ)という優れた実績を達成した。さらに、台湾の船級協会である財団法人験船中心(CR)も「高パフォーマンス」リストに選出され、106の船級協会のうち第9位という好成績を収めた。
これは、台湾の船舶監督制度がすでに国際基準と完全に整合し、世界の船舶管理における模範国家となっていることを示すものだ。