2026/05/14

Taiwan Today

文化・社会

東京MOUのポート・ステート・コントロール(PSC)報告、旗国別評価で台湾は世界5位

2026/05/13
交通部航港局は12日、寄港国検査(ポート・ステート・コントロール、PSC)を支援する公益財団法人東京エムオウユウ事務局が公表した最新の「2025年PSC年次報告書」の旗国別評価で、台湾が「高パフォーマンス」(High Performance)に認定されるとともに、評価対象となった66の国と地域の中で世界5位にランクインしたことを明らかにした。写真は台湾の陽明海運が所有する台湾籍船「結明輪」。(交通部)
船舶内に立ち入って検査を行う航港局の検査員。(写真:交通部)
交通部航港局は12日、アジア太平洋域内の港湾に寄稿する外国船舶に対する立入検査、つまり寄港国検査(ポート・ステート・コントロール、PSC)を支援する公益財団法人東京エムオウユウ事務局(以下、東京MOUとする)が公表した最新の「2025年PSC年次報告書」の旗国別評価で、台湾が「高パフォーマンス」(High Performance)に認定されるとともに、評価対象となった66の国と地域の中で世界5位にランクインしたことを明らかにした。台湾にとっては過去最高の成績であり、その船舶管理が日本、ドイツ、英国などの海事大国を上回るものであることが示された。
 
東京MOUは、世界にある9つの地域PSC協力組織の一つであり、アジア太平洋地域から条約不適合船(サブスタンダード船)を排除することを目指してて活動している。台湾は東京MOUの管轄区域内に位置しているため、この評価結果は台湾の船舶管理能力を最も具体的に示す指標となる。
 
東京MOUはこれまで旗国別評価を「ホワイト」、「グレー」、「ブラック」でリスト化していたが、今年からこれを「高パフォーマンス」、「中程度パフォーマンス」、「低パフォーマンス」に変更した。評価基準自体に変更はなく、これまでと同じく、加盟国の港湾で行われた船舶の検査回数および留置件数に基づいている。寄港国検査で重大な不備が発見された船舶は、改善されるまで出港停止(留置)処分となるが、台湾籍船は東京MOUの管轄地域において、2年連続で「Zero Detention」(留置ゼロ)という優れた実績を達成した。さらに、台湾の船級協会である財団法人験船中心(CR)も「高パフォーマンス」リストに選出され、106の船級協会のうち第9位という好成績を収めた。
 
これは、台湾の船舶監督制度がすでに国際基準と完全に整合し、世界の船舶管理における模範国家となっていることを示すものだ。
 

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