文化内容策進院(台湾クリエイティブ・コンテンツ・エージェンシー、TAICCA)は20日から5日間にわたり、マレーシア創造的知財協会(Malaysia Creative Intellectual Property Association)の協力を得て、現地で台湾発のIP(知的財産)12組を紹介する「台湾IPエキスポ」を開催している。
エキスポに参加するIPは、いずれも台湾で高い人気を誇り、なおかつライセンス事業で実績を持つオリジナルキャラクターだ。昨年の同イベントで好成績を収めた「宇宙喵Kuroro」(クロロ宇宙探検隊)、「醜白兎」(ブサうさ)、「doudle studio」などに加え、今年は「動物の森」をテーマに、「小猫島」、「阿喵菜市場」、「BOUNCE」(我是馬克)、「AH!Q」、「鯊童宇宙」、「妯米」(ゾミうさぎ)、「鯊魚先生」、「章魚熊」(タコクマ)、「動物警探達克比」など。
このうち台南発の「小猫島」は近年注目の台湾オリジナルIPで、昨年の出展時には、季節に合わせたイベントやグッズ展開がマレーシア市場で関心を集めた。今年も多くの来場者が撮影や商談に訪れている。また、LINEスタンプで人気を得た「醜白兔」(ブサうさ)は、ユーモラスなギャップと可愛らしいデザインで、現地の若年層や企業から注目を集めている。
開幕式でTAICCAの楊中天副院長は、台湾とマレーシアには文化的背景や産業構造などで多くの共通点があり、多様なライセンス協力と交流を通じて産業連携を図ることで、双方のクリエイティブコンテンツによる第三国市場展開の可能性も模索できると語った。
台北駐マレーシア台北経済文化弁事処の連玉蘋代表は取材に対し、台湾とマレーシアは半導体産業において補完的な協力関係にあり、この協力関係をブランドのライセンス事業にも広げていきたいと意気込みを示した。