バッグ、靴・靴下、衣料品、スカーフ、陶磁器、玩具など、日常生活で使える商品に故宮の収蔵品のデザインを取り入れている。牡蠣(かき)の殻やペットボトル、パイナップルの葉、半導体廃材などを再利用した商品もあり、脱炭素、循環型経済(サーキュラーエコノミー)、環境への配慮などの努力が垣間見られる。
例えば、精米の過程で出る割れた米(コメ)を再利用し、米澱粉をプラスチックの代替素材として利用した「米香積木」(米の香りのブロック)や、廃棄された牡蠣(かき)の殻と使用済みペットボトルを組み合わせて開発した機能性生地、廃棄されたパイナップルの葉から取り出した繊維で作ったトートバッグ、半導体廃材をリサイクルして製造したスリッパなどだ。
国立故宮博物院南部院区(故宮南院)では、これらの商品を院内に実店舗「台湾金選」で展示・販売する。ほかにも台湾高速鉄道や誠品生活でも順次商品の取り扱いを開始する。日本の大手通販サイト「楽天市場」の「Taiwan Pavilion」などを通して、海外販路も拡大して行くという。