2026/04/04

Taiwan Today

文化・社会

台湾の葬儀用品「紙紮」、パリに出展

2016/06/03
台湾の葬儀文化における必須アイテム「紙紮」だが、その伝統は徐々に失われつつある。その芸術性を見出したのはフランス人のキュレーターだった。台湾の「紙紮」製造業者である「新興糊紙店」の職人、張徐沛さん(写真)はいま、このキュレーターの招きを受け、パリで作品を展示している。(中央社)
台湾の葬儀文化において、なくてはならないのが「紙紮(紙細工)」。死者があの世へ行っても困らないよう、紙で作る住宅や生活用品などの葬儀用品で、最後は燃やしてあの世へ届ける。この「紙紮」がこのほど、フランス最大のデザイン・フェスティバル「D'DAYS」の招きを受けて海を渡った。 報道をまとめると、「D'DAYS」のキュレーターであるPatricio Sarmiento氏が旅行で台湾を訪れた際、たまたま台湾の「紙紮」を目にしたのがそのきっかけだという。「紙紮」を精緻な工芸品とみなした彼は、「紙紮」製造業者である「新興糊紙店」に対し、「D'DAYS」の会場である仏パリ「装飾美術館(Musee des Arts Decoratifs)」に作品を展示しないかと声をかけた。 「新興糊紙店」の職人、張徐沛さんがフランスで展示したのは紙で作った洋館、龍の頭と尾、龍の頭となる竹の骨組みなどの作品。展示の名称は「台湾の新たな芸術(Taiwan- Unfolding)」。 「新興糊紙店」はSNSのFacecbook公式ページで、「紙紮」である紙人形のカップルがパリへ遊びに行くというシリーズの写真をアップしている。パリのルーブル美術館をバックにした「紙紮」カップルの写真は、ネットで大きな反響を呼んでいる。

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