このツアーは3月7日から3月15日に実施される。呼びかけに応じて集まった有志約35名が参加する。一行は3月7日に総統府前を出発。宜蘭、花蓮、台東、屏東、高雄、嘉義、台中、新竹と時計回りに進む。自転車で台湾本島を一周しながら、道中で台湾の人々と交流しながら、9日間、約900キロメートルの旅を通じて、日本に温かい手を差し伸べてくれた台湾の人々に感謝の気持ちを伝えるという。
観光署の陳玉秀署長は記者会見で、「台湾にとって日本は一貫して、国際社会における最も重要な友人だ。この台湾一周の旅は、台日間の深い友情を体現するものだ。このツアーがきっかけとなり、より多くの日本の人々が時速15キロというスピードで台湾の美しい景色や地域の人情味に触れ、自転車で台湾を巡る魅力と楽しさを知ってもらえたら」と期待を寄せた。
このツアーの団長を務める一青妙さんは、「東日本大震災の際、台湾の皆さんからいただいた支援に心より感謝している。当初は10数名の参加を想定していたが、反響は非常に大きく、現在までに35名の参加が確定しており、自分たちもとても感動している」と語った。
発起人の野嶋剛さんはルートの紹介とともに、「この15年間、日本が困難に直面するたび、台湾はいつも真っ先に支援の手を差し伸べてくれた。その友情を私たちは決して忘れない。参加メンバーはいま、熱心にトレーニングに励んでいる。今回の自転車での台湾一周の旅を無事に成し遂げ、感謝の気持ちを言葉だけでなく、実際の行動とすることで、日本の人々の感謝の気持ちを伝えていきたい」と意気込みを見せた。
一行は3月11日に高雄に到着し、当日夜に現地で「感謝台湾・日台友好之夜」と名付けたイベントを開催する。「環島」参加メンバーに加え、台湾在住の各界の関係者も招待して交流を深めるという。