総統府は1日、中国大陸の「総書記」、習近平氏が「92年コンセンサス」の順守と「台湾独立反対」の立場を改めて主張したことについて、「蔡英文総統は北京当局に対し、中華民国の存在と台湾住民が民主制度に対して強い信念を持っていることを直視すべきだと再度呼び掛ける」と述べた。「92年コンセンサス」とは、1992年11月に台湾海峡両岸双方の窓口機関が「『一つの中国』の原則、解釈は各自が表明する」ことで合意した...