台湾の農産物の対外的な販売先が中国大陸に集中することを避けるため、行政院農業委員会(日本の農水省に相当)は8日の閣議で「新南向農業」政策を提示した。2020年までに「新南向政策」の対象国のうち4カ国との全面的な農業協力を実現する。農業委員会の幹部職員は、この4カ国がベトナム、タイ、ミャンマー、インドネシアとなる可能性を示唆。「新南向政策」とは、東南アジア並びに南アジア、ニュージーランド、オーストラ...