新型コロナウイルスの封じ込めに一定の成果を上げた台湾では、いかにしてコロナショックから経済を立て直すかが重大な課題となっている。振興券の発行で消費拡大を目指すとしていた行政院(=内閣)は2日、振興券を「振興三倍券」と名付けることを発表した。国民1人当たり1,000台湾元(約3,600日本円)を自己負担することで、その3倍となる3,000台湾元(約1万日本円)の消費ができるというもの。使用期間は7月...