台湾から日本に留学して美術を学び、「帝展」(現在の日展)入選を果たした台湾人芸術家、黄土水(1895-1930年)の作品『山本悌二郎(やまもと ていじろう)銅像』が昨年8月末、設置されていた新潟県佐渡市から高雄市へ無償で「返還」された。高雄市はその後、銅像のレプリカ制作に取り掛かっており、完成したレプリカが今度は佐渡市へ寄贈された。台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表(=駐日大使に相当)、高雄市の林...