行政院原子力委員会は、全国における放射線量測定ネットワークの整備に乗り出す。これは、昨年3月11日の日本の東京電力福島第一原子力発電所の事故で大気中に放出された放射性物質が、気流に乗って事故の7日後に台湾まで飛散したことを受けたもの。中国大陸南東の沿海部には原子力発電所が密集しており、事故が起きた場合、台湾への放射性物質の飛来が懸念される。原子力委員会は、来年中に全県・市で放射線量測定場所を設置し...