台湾北部、新北市のテーマパークで6月末に起きた爆発火災事故で身体の表面積の90%に及ぶ重いやけどを負った米国人の青年、アレックス・ハースさんが2日、入院していた台北市の病院から退院した。2カ月にわたる治療では、集中治療室に38日間収容され、敗血症や肺水腫、創面切除、皮膚移植、稀血の輸血用血液不足などの困難を乗り越えた。ハースさんは医療関係者に感謝を述べ、負傷した一方で「想像も及ばないような治療と援...