「藍染」は布を藍色の染料で染める技術を表す言い方で、この布で作られた衣服は台湾南部の客家の女性たちの伝統的な服である。客家とは台湾で二番目に大きいエスニックグループ。これらの染料は、「大菁(山藍)」、「蕃菁」、「木藍」等の植物を原料とし、採取→水に浸す→藍液を作る→染める、といういくつものプロセスを経てようやく完成する。 台湾で昔、藍染の染料に使われた植物は「木藍」と...