台湾では現在、海外からの入国・帰国者に対して、14日間の隔離を義務付けている。在宅隔離は認めず、民間の防疫旅館(隔離対象者を専門に受け入れるホテル)か政府が用意した集中隔離施設を利用する必要がある。しかし、来年の旧正月(新暦2月1日が旧暦元日)には、世界各地から約4万人が台湾に帰ってくると予想されており、防疫旅館の供給不足が懸案事項となっている。こうした中、行政院(内閣)は1日に開いた「拡大防疫会...