このところの南シナ海での緊張の高まり、並びに中華民国とフィリピンの排他的経済水域の重なる部分における漁業者護衛の必要性に対応するため、行政院(内閣)海岸巡防署(海巡署=日本の海上保安庁に類似)の王崇儀署長は「端午節(端午の節句 今年は6月20日)を控え、このほど南沙(スプラトリー)諸島最大の島、太平島を巡視船で訪れ、現地に常駐して南の領海を守る署員らを激励すると共に、埠頭新設工事の進捗状況を視察し...