総統府の黄重諺報道官は26日、総統府は「原住民族転型正義委員会(先住民族『移行期の正義』委員会)」を設置すると明らかにした。「移行期の正義」とは、民主化後の社会が過去の人権侵害に対して被害者の名誉回復や補償を行ない、正義を実現すること。黄報道官は、国家と先住民族との関係は極めて厳粛に向き合うべき問題だとし、他国が先住民族の歴史の真相をいかに究明し、先住民族と和解を進めたかを参考にする考えを示した。...