昨年、1960年代の台湾前衛映画を振り返るというテーマで数々の作品を上映した台湾国際ドキュメンタリー映画祭(中国語は台湾国際紀録片影展、TIDF)が、国家電影中心(台湾フィルム・インスティテュート)の収蔵資料の再調査で、1960年代に制作され、長年行方が分からなくなっていた故・邱剛健(1940年-2013年)監督の処女作『疏離』を発見した。今月23日より台湾中部・台中を皮切りにスタートするTIDF...