行政院農業委員会(日本の農林水産省に相当)防疫局は10日夜、臨時記者会見を開催し、台湾北西部・苗栗県通霄鎮にある飛牛牧場のトウモロコシ畑で8日に発見された虫体が、壊滅的食害をもたらすツマジロクサヨトウ(Fall armyworm、中国語では「秋行軍蟲」)の幼虫であると断定されたと発表した。中国大陸では現在、ツマジロクサヨトウの被害が各省に拡大している。台湾への侵入が明らかになったのはこれが初めて。...