現在、台湾に設置されている送電塔は2万基近く。全長1万3,000キロメートル以上の送電路を支え、発電所で生まれた電気を全国の電力網へとつないでいる。一方、送電塔は人々が電気を使うために存在しているにもかかわらず、しばしば「忌避施設」(施設の必要性は認めるが、自分のいる場所の近くには建てないでほしいと嫌がられる施設)とみなされる。台湾電力公司はこのため、送電塔のデザインコンクールを実施して一般の人た...