台湾の離島・金門を故郷とするマレーシアの華僑の若者たちがルーツ探しのために組織した訪問団が国立金門大学(離島の金門県)を訪問、大学側は「風獅爺」を描く活動で、華僑の青年たちに故郷の豊かな特色を持つ「風獅爺」の物語を体験させた。「風獅爺」は金門の守り神で沖縄のシーサーにそっくり。北東からの季節風が強い金門島では、明朝から清朝にかけ、風を鎮めて邪気を払うとの願いをこめて、「風獅爺」が広くあちこちに立て...