中央研究院は13日、翁啓恵院長が主導する研究チームが、世界で初めて多糖体合成技術を利用したC群の髄膜炎菌ワクチンを開発したと発表した。研究の現場を指揮した同院ゲノミクス研究センターの呉宗益副研究員によると、多糖体合成技術を使ったワクチン製造が可能になれば、将来的にはワクチンを培養した病原菌から分離、精製する必要がなく、精度を高め、リスクを低減、研究開発や製造のスケジュールが大いに短縮できるという。...