台湾電力は23日、日本の原子力工学の専門家、小出裕章氏が20日に「私が見た原子力発電所の真相」と題した講演で、「もし(台湾の)第四原子力発電所の放射能が漏れるようなことがあれば、死亡者が3万人に上り、700万人ががんを発症する」と述べたことに対し反論した。同社は、日本の福島第一原発での事故を受け、既に各原発の防災力を改善、「格納容器切断処置手順」を制定し、深刻な事故を引き起こすいかなる可能性をも断...