中華民国(台湾)の最高学術研究機関、中央研究院と、国立台湾大学医学部付属病院のメンバーから成る遺伝子研究チームはこのほど、膵臓(すいぞう)がんのがん細胞の表面に作用するIL-17RB抗体を作り出すことに成功し、またこの抗体が膵臓がんの転移を緩和することを立証した。これは遺伝子研究センターの特別研究員で、私立中国医薬大学の学長を務める李文華院士(中華民国の最高学位)が率いた画期的な研究の成果であり、...