台湾銀行宜蘭支店の旧行舎は1949年12月1日に落成して使用が開始されて以来、数度の改修を経ながらも、外観は依然として古跡としての文化的色彩を保っており、台湾北東部・宜蘭県にとってはランドマークとしての意義を持つ。このため台湾銀行が1997年に旧行舎の建て替えを計画した際、宜蘭県政府は同行舎のある土地全体の用途を商業地域から文教地域に変更して美術館として使用することに決定し、同時に同行舎の主要部分...