台湾北西部の新竹市にある新竹サイエンスパークでエンジニアとして働いていた呉杰峰さん、呉語橋さん、劉秀美さんは8年前、総額600万台湾元(約2,224万日本円)を出し合い、同県芎林郷の森林一区画を購入した。3人はこれを「自然谷」と名付け、荒野保護協会に管理を委託、台湾で初めて環境公益信託を通じて恒久的に保存される土地となった。8年間に及ぶ生物生息地や生態系の保護の取り組みの結果、最近ではヤイロチョウ...