台湾の海洋文学作家、シャマン・ラポガン(夏曼・藍波安)さんは台湾本島の南東に浮かぶ離島、蘭嶼の出身で、海の探求を愛するヤミ(タオ)族の海洋文学作家。ヤミ族は台湾の先住民族のうち、唯一、漁を基礎とした文化を持つ。彼の作品、『大海浮夢』が日本の天理大学教授、下村作次郎さんによって日本語訳され、昨年11月に日本で出版された。タイトルは『大海に生きる夢-大海浮夢』。シャマン・ラポガンさんは20日、日本の東...