民用航空法における無人航空機(ドローン)のための新たな条文が今年7月1日に施行される。最大離陸重量250g以上のドローンは全て登録が必要となる。交通部(日本の国交省に類似)は4日、「無線無人航空機管理規則草案」を公告した。それによれば登録料は1機につき50台湾元(約174日本円)。ただ、この登録料は来年1月1日までは免除される。
新たな条文によれば、一般の人が所有する無人航空機で最大離陸重量が250g以上のもの、及び政府機関や学校、法人が所有する無人航空機は全て交通部民用航空局に登録申請しなければならない。民用航空局は、登録を求める主な目的は効果的な管理と教育宣伝のためと説明している。
また、最大離陸重量が1kgから25kgの無線無人航空機を操縦するには学科試験に合格し、免許を取得することが必要。さらに最大離陸重量25kg以上の無線無人航空機を操縦する場合、そして政府機関、学校、法人のために操縦する場合はいずれも学科と実技の試験を同時にパスしてはじめて免許が取得できるという。