2024/09/20

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旧正月の帰国ラッシュにそなえ「7+7隔離プラン」を発表

2021/11/15
中央感染症指揮センター(新型コロナウイルス対策本部)は12月14日から翌年2月14日まで実施する旧正月期間の特別隔離措置に、新たな選択肢として「入国後最初の7日間は防疫旅館あるいは集中隔離施設に宿泊し、次の7日間は在宅隔離を行い、その後の7日間は自主健康管理を行う」という「7+7隔離プラン」を加えた。(衛生福利部フェイスブックより)
中央感染症指揮センター(新型コロナウイルス対策本部)は12月14日から翌年2月14日まで実施する旧正月期間の特別隔離措置に、新たな選択肢として「入国後最初の7日間は防疫旅館あるいは集中隔離施設に宿泊し、次の7日間は在宅隔離を行い、その後の7日間は自主健康管理を行う」という「7+7隔離プラン」を加えた。
 
台湾では現在、海外からの入国・帰国者に対して、14日間の隔離を義務付けている。旧正月期間中の特別隔離措置についても原則としては、入国後に14日間の隔離(外出禁止)が義務付けられる。また、入国時と隔離期間満了前日にPCR検査を受ける。隔離期間満了後は7日間の自主健康管理を実施する(朝晩検温を実施。外出はできるが、マスクを常時着用し、人混みを避け、公共交通機関を利用しない)。
 
但し、12月14日から翌年2月14日までに限り、在宅隔離(自宅に限らず、友人・知人宅でも良い)を希望する場合はBの【10+7隔離プラン】またはCの【7+7隔離プラン】を選ぶことができる。
 
なお、同日に入国した家族あるいは同居人は、防疫旅館・集中隔離施設、及び在宅での隔離を同室で行うことができる。
 
旧正月期間の特別隔離措置に関する選択肢は以下の3つとなる。
 
【プランA】
防疫旅館あるいは集中隔離施設で14日間の隔離を受け、続けて7日間の自主健康管理を行う。
 
【プランB】10+4隔離プラン
入国後最初の10日間(入国0~10日目)は防疫旅館あるいは集中隔離施設で隔離を受け、入国9~10日目にPCR検査を受ける。検査の結果が陰性の場合、入国11日目から4日間の在宅隔離に切り替えることができる。在宅隔離の期間満了前日にPCR検査を受ける。検査の結果が陰性の場合、隔離期間満了後、続けて7日間の自主健康管理を行う。
 
4日間の在宅隔離に関しては1戸1人を原則とする。つまり、屋内には隔離対象者のみとする。但し、同居家族(隔離対象者以外)がいずれも2回のワクチン接種を終え、且つ2回目の接種から満14日間が経過している場合は、同じ家の中で1人1室で隔離を行うことができる。
 
【プランC】7+7隔離プラン
入国後最初の7日間は防疫旅館あるいは集中隔離施設に宿泊し、次の7日間は在宅隔離を行い、その後の7日間は自主健康管理を行う。但し、世界保健機関(WHO)が緊急使用リスト (EUL) に加えた、あるいは台湾で緊急使用許可(EUA)を得たか、特例が認められて製造されたワクチンを2回接種し、且つ2回目の接種から満14日間が経過していることが条件。
 
入国0~7日目は防疫旅館あるいは集中隔離施設に宿泊する(自費)。期間満了の前日に、最初のPCR検査を受ける。結果が陰性の場合は入国8日目から7日間の在宅隔離に切り替えることができる。入国10日目に自費で抗原検査を受ける。在宅隔離期間の満了前日にPCR検査を受け、陰性であればその後は7日間の自主健康管理を行う。
 
在宅隔離は1人1戸を原則とする。つまり、屋内には隔離対象者のみとする。但し、1人1室での隔離を選択する場合、同居家族(隔離対象者以外)は以下の条件を満たしている必要がある。
(1)同居家族(隔離対象者以外)は2回のワクチン接種を終え、2回目の接種から満14日間が経過している。
(2)同居家族(隔離対象者以外)は隔離対象者の入国8~14日目までの期間、「加強自主健康管理(※)」を実施し、15~21日目までの期間は「自主健康管理」を行う。また、衛生当局から自主健康管理通知書が届く。
(3)同居家族(隔離対象者以外)は隔離対象者の入国10日目と14日目に、自費で抗原検査を各1回受ける。
 
※解説
加強自主健康管理:症状がなければ日常生活を送ることができるが、なるべく人混みを避け、公共交通機関を利用しない。医療機関の受診を控える。マスクを常時着用し、周囲の人と社交的距離を維持する。不特定多数と接触せず、接触者の名前を毎日記録する。他人との食事を避ける。
 

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