米国の国務省は20日、人身売買の実態をまとめた年次報告「2013年人身売買報告書（2013Trafficking-in-Persons Report）」を発表した。台湾は連続4年で、4段階評価の最高水準、ティア1（基準を満たす）の評価を受けた。
同報告では、台湾における人身売買防止の取り組みを評価し、人身売買対策に関する協力や交流の機会を他国の政府から求められていると指摘した。外交部はこれについて、台湾は今後も、国際間で人権擁護や人身売買防止に取り組む組織などとともに、人身売買防止のための世界的な協力メカニズムを強化していくと表明した。