アングレーム国際漫画祭を控えた壮行記者会見の様子。左から水晶孔さん、漢宝包さん、文化部(日本の省レベル)の蔡政務次長(副大臣)、葉明軒さん、依歓さん、李御齊さん。(文化部サイトより)
中華民国(台湾)はこのほど代表団を組織し、アングレーム国際漫画祭(フランス・アングレーム市)に参加した。台湾の参加は5年目。台湾パビリオンのキュレーターを務める黄健和氏によれば、過去5年で台湾の漫画作品が海外に版権を販売するケース件数が増えている他、海外との提携の品質上でも進歩が見られるという。 第43回アングレーム国際漫画祭は1月28日から31日まで行われた。今年、台湾からは9人の漫画家が参加した。参加したのは台湾パビリオンで作品を展示した葉明軒氏( Yeh Minghsung)、依歓氏(Yi Huan) 、漢宝包氏(Hambuck)、水晶孔氏(Crystal Kung)の他、現在アングレーム市に滞在して創作活動を行っている敖幼祥氏(AO You-Xiang)と米奇鰻(Mickeyman LIANG)氏の2人。さらに、アングレームの新人賞にノミネートされている李御齊氏(Yu-Chi LEE)と何学儀氏(Hsueh-Yi HO)。そして、デジタル漫画賞にノミネートされた力本氏(Liben)の合計9人。