2024/12/26

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経済

台湾観光、来年にも高付加価値タブレットサービス開始

2016/08/18
ホテルの従業員から観光客用タブレット「智遊島」の使用説明を受ける観光客。(中央社)

財団法人資訊工業策進会(III、トリプルアイ)は2015年、台湾初の観光客用タブレット「智遊島」を開発した。これは、観光・旅行に関する多機能のサービスを提供するものだ。資訊工業策進会は17日に開催した「智遊島サービス投資説明会」で、更なるサービス向上のため、関連業者の加入を呼びかけた。単独の企業が独占するのではなく、多くの企業が競い合うことで更なる高付加価値サービスの提供を目指す。来年初めにはサービスを開始する予定だ。

資訊工業策進会が2015年に開発した台湾初の観光・旅行の多機能サービスタブレット「智遊島」は、台湾のホテル業者6社が無料で体験できるサービスを提供しており、観光客から大きな反響を呼んでいる。

「智遊島」で使用できるサービスは、4G回線のインターネット(無制限)、無料Wi-Fiスポットマップ、モバイル端末、台湾の優れた旅行に関するアプリケーション、特約店の紹介、おみやげのインターネット販売など多岐にわたる。そのため、資訊工業策進会は17日に開催した「智遊島サービス投資説明会」で、台湾の関連業者に加入を呼びかけた。多くの企業が競い合うことで、更なる高付加価値サービスの提供が可能となるよう期待する。

「智遊島」は、7月に試験的な運用を開始しており、正式な運用は来年初めとなる予定だ。また、「智遊島サービス投資説明会」は、今年後半にかけて台湾全土で開催される。

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