エバー航空(長栄航空)が17日より、航空連合・スターアライアンスのメンバーであるアビアンカ航空とのコードシェア(共同運航便)方式で中米市場に進出している。アビアンカ航空はコロンビアのフラッグキャリア。航空路線は台湾桃園国際空港(台湾北部・桃園市)から米国のロサンゼルスかサンフランシスコ、あるいはニューヨークを経由してエルサルバドルの首都、サンサルバドルに向かう3コース。毎週少なくとも20便を運航、乗り継ぎ時間を含めた所要時間は最短20時間だという。
エバー航空は、2013年6月のスターアライアンス正式加盟後、同航空連合メンバーとの提携を通じて世界に展開しており、台湾の旅行者はエバー航空を利用して、世界190カ国以上、1,300あまりの空港に向かうことが出来る。
同社はシンガポール航空、エア・カナダなど外国の航空会社13社と相次いで提携して世界でのネットワークを拡大。今回、アビアンカ航空と共同運航便を運営することでそのネットワークはさらに中米へと広がることになる。エバー航空では今後も、共同運航便を用いた中南米の各主要都市への進出を検討し、旅行者により多様な選択肢を提供するとしている。