2024/12/26

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経済

台湾、国際情報オリンピックで金1、銀1、銅2

2016/08/22
高校生を対象としたプログラミング能力を競う国際大会「国際情報オリンピック」に、中華民国(台湾)を代表して参加した高校生たち。左から金メダルを獲得した国立科学工業園区実験高級中学の何達睿さん、銀メダルを獲得した高雄市立高雄高級中学の余柏序さん、銅メダルを獲得した私立康橋双語実験高級中学の楊皓丞さんと私立延平高級中学の顔睿楠さん。(教育部提供、中央社)

高校生を対象としたプログラミング能力を競う国際大会「国際情報オリンピック(International Olympiad in Informatics、略称IOI)」に、中華民国(台湾)を代表して参加した高校生たちの成績が明らかになった。それによると、台湾の成績は金メダル1枚、銀メダル1枚、銅メダル2枚。個人の成績では、国立科学工業園区実験高級中学(高校、台湾北部・新竹市)の何達睿さんが台湾選手の中ではトップで、世界第8位の成績を収めた。

台湾は1994年から「国際情報オリンピック」に参加しており、これまでに獲得したメダルの累計は金メダル18枚、銀メダル43枚、銅メダル24枚。台湾では、「国際情報オリンピック」を含む国際科学オリンピックでメダルを獲得した高校生について、大学進学に際して希望する大学の関連学科への入学を保証したり、希望するその他の学科に入学できるよう推薦したりする制度を設けているほか、教育部(日本の文部科学省に類似)から最高20万台湾元(約63万日本円)の報奨金が授与される。

今年ロシアで開催された「国際情報オリンピック」には83カ国・地域から高校生たちが参加。国立科学工業園区実験高級中学の何達睿さんが金メダルを、台湾南部・高雄市立高雄高級中学の余柏序さんが銀メダルを、台湾北部・新北市の私立康橋双語実験高級中学の楊皓丞さんと台湾北部・台北市の私立延平高級中学の顔睿楠さんが銅メダルを獲得した。

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