蔡英文総統は25日午前、陸海空三軍の統帥(最高司令官)として台湾南部・屏東県恒春地区に足を運び、合同軍事演習「漢光32号演習」を視察、指導した。蔡総統は訓示で、自分は国軍と「栄誉と恥辱を共にする」ことを再度強調。共に国家と国民を守るために全力を尽くそうと呼び掛けた。(中央社)
蔡英文総統は25日午前、陸海空三軍の統帥(最高司令官)として台湾南部・屏東県恒春地区に足を運び、合同軍事演習「漢光32号演習」を視察、指導した。蔡総統は、国軍の優れた戦力を評価し、激励した上で、自分は国軍と「栄誉と恥辱を共にする」ことを再度強調。共に国家と国民を守るために全力を尽くそうと呼び掛けた。
蔡総統は三軍の合同軍事演習基地に到着すると、まず砲撃指揮部を訪れて指揮官から演習の内容に関する説明と現場の戦況報告を受けた。その後、国軍が実施する海軍、空軍、陸軍による空と陸からの攻撃、敵軍への投降勧告、敵陣への追撃、突入、奪還など27項目の実弾演習を視察すると共に、演習に参加したすべての国軍兵士たちに対し、士気を鼓舞する談話を発表した。