2024/12/27

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政治

政府は外国人労働者の人権保障に引き続き努力=陳副総統

2016/09/12
陳建仁副総統(中央)は11日、政府は外国人労働者の人権保障、労働環境の改善に引き続き努力すると強調した。写真は別のイベントでのもの。(総統府サイトより)

陳建仁副総統は11日、カトリック教のミサに参加した中で、中華民国(台湾)で働く外国人労働者が台湾経済の発展に果たしている大きな貢献に感謝すると共に高く評価した。陳副総統は、政府は外国人労働者の人権保障、労働環境の改善に引き続き努力すると強調した。

陳副総統は11日午前、台湾北部・桃園市中壢区の「耶穌聖心堂」で、「カトリック教新竹教区希望労働者センター(天主教新竹教区希望職工中心)30周年ミサ」に参加した。同センターは、外国人労働者や外国から台湾に移り住んだ人たちへの支援を行なっている。総統府はその後、プレスリリースを発表し、陳副総統は、外国人労働者の権益保障に向けた同センターの継続的な努力に期待したと説明した。

陳副総統は、外国人が台湾にやってくることは台湾をいっそう国際化すると考えており、自身のフェイスブックにも関連の文章を掲載したことがある。その文章で陳副総統は、「台湾は多元的な文化を持つ社会で、様々なエスニックグループ、様々な信仰を持つ人々がこの土地に集まっていることは台湾の貴い点だ。その信仰が何であれ、宗教と信仰の核心となる価値はすべて愛と平和、慈悲であり、私は誰もが愛の種をまく人になれるものと信じる」と記している。

陳副総統は、外国からやってきた労働者たちが台湾経済の発展に果たしている大きな貢献を心から評価すると共にそれに感謝するとし、政府が外国人労働者の人権保障と労働環境の改善に引き続き努力していくことを強調した。

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