2024/12/27

Taiwan Today

経済

アジア太平洋地域の旅行文化、台湾の人たちはグルメ重視

2016/09/20
台湾の人たちは旅行する上で特にグルメを重視、また、「思い立ったが吉日」と旅に出かける傾向が強いという。(中央社)

国際的に有名な旅行検索エンジン、スカイスキャナー(Skyscanner)が19日、アジア太平洋地域を対象にした「旅行情報検索習慣調査」の結果を初めて発表した。それによると、台湾の人たちは特にグルメを重視、また、「思い立ったが吉日」と旅行に出かける傾向があるという。

スカイスキャナーは今年4月に、台湾、オーストラリア、シンガポール、マレーシア、タイ、フィリピン、インドネシア、インド、香港、韓国の旅行者、9,000人近くを対象に、旅行情報を検索する際の習慣について調査した。台湾の旅行者はそのうち約1,000人。

台湾の旅行者は旅のジャンルを選択する上で、36%が「現地の生活や文化を体験する」を選ぶ一方、「冒険並びに大自然とのふれあい」の活動を選んだのはわずか16%だった。また、最も興味深いのは、「グルメを楽しむ」ことを旅の最重要な部分とする旅行者の割合が22%に達していること。アジア太平洋地域全体では、「グルメを楽しむ」ことに時間を費やすとする旅行者は10%にすぎず、台湾の人たちはこの点で大きく異なる。

同調査ではまた、アジア太平洋地域の旅行者の21%は自らを、「細かい計算型」と形容しており、旅する上で「価格」が重要な要素になっていることがわかる。さらに22%は自らを「完璧な計画型」と分類、20%は「思い立ったが吉日型」としている。

台湾の旅行者はアジア太平洋地域全体の傾向とは逆で、自らを「思い立ったが吉日型」とする人が35%に達しており、その気ままな性格と強い行動力が際立っているということ。

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