2024/12/26

Taiwan Today

経済

8月の工業生産指数が好転、製造業は4カ月連続でプラス

2016/09/29
8月の工業生産指数は前年同月比で7.74%増の112.02。製造業生産指数は同8.35%増で、4カ月連続のプラス成長だった。スマートフォンなど携帯デバイスの新製品が寄与。(中央社)

経済部(日本の経産省に相当)は27日、8月の工業生産指数は前年同月比で7.74%増の112.02だったと発表した。製造業生産指数は同8.35%増で、4カ月連続のプラス成長だった。

8月の製造業生産指数は112.50。月ベースでは2015年3月の113.22に次いで過去二番目に高かった。比較対象となる昨年8月の指数が低かったため、前年同月比では伸び率は8.35%に達した。伸び率は2014年11月以降で最大、また4カ月連続でのプラス成長となった。

製造業の主な業種のうち何が良かったのかについて経済部は、大手ブランドによる携帯デバイスの新製品が相次いで発売されていること、及び新技術を応用した製品が急速に普及していることから、電子部品が前年同月比で13.34%増えており、主には電子部品が製造業全体の指数を押し上げたと説明している。電子部品のうち、IC(集積回路)は前年同月比で19.23%増、液晶パネル及び同モジュールも好転した。

その他では、国際原油価格の回復で川下での買い入れ意欲が高まったことで、8月は化学材料の生産指数は前年同月比で6.94%増。また、ベースメタルは国際鉄鋼価格が安定し、出荷が順調になっていることで同4.52%増加した。

ランキング

新着