2024/12/26

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経済

台湾初の国際切手展、国際郵趣連盟会員の8割強が参加

2016/10/14
世界各地の切手が集まる「2016台北国際切手展(PHILATAIPEI 2016 WORLD STAMP CHAMPIONSHIP EXHIBITION)」が、21日から始まる。国際切手展は国際郵趣連盟(FIP)の会員国及び地域が持ち回りで開催しているもので、台湾での開催は初めて。主催の中華郵政公司は13日、記者会見を開き、男子バドミントン選手の呂家弘さん(左から3人目)を「郵政大使」に任命した。(中央社)

世界各地の切手が集まる「2016台北国際切手展(PHILATAIPEI 2016 WORLD STAMP CHAMPIONSHIP EXHIBITION)」が、21日から始まる。国際切手展は国際郵趣連盟(FIP)の会員国及び地域が持ち回りで開催しているもので、台湾での開催は初めて。中華郵政公司はFIPの92の会員国及び地域に参加を呼びかけており、そのうち80の会員国及び地域からの出展が確定している。

切手収集の普及を促進し、各国の郵趣家との交流を深めるため、中華郵政公司は過去に5回にわたって「アジア国際切手展」を開催しており、今年は初めて「国際切手展」の開催権を獲得した。「台北国際切手展」は21日から26日まで、台北世界貿易センター第1展示ホール(台湾北部・台北市信義区)にて開催される。

今年の世界切手展のテーマは「伝統の継承とイノベーション (Legacy and Innovation)」。全体的なコンセプトとしては、郵政の歴史と台湾の文化を重ね合わせることを起点とし、アイディアとテクノロジーを取り入れたグローバルな郵政へと向かう新たなビジョンを示す。

「台北国際切手展」では、台湾で公式認定されている16の先住民族の特色ある文物や紋章などをモチーフにした、16のラッピングポストが初めて公開される。

このほか、各分野で活躍するデザイナーの異業種交流によるデザインショー、若者に人気のアニメ・漫画展示エリア、テクノロジーを駆使したAR(拡張現実)切手やVR(バーチャルリアリティ)体験エリア、音声と映像によるインタラクティブ体験エリア、郵趣に関する手作り体験など、参観するだけの展示ではなく、動態的な体験も可能となっている。

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