2024/12/26

Taiwan Today

経済

台日の新鋭芸術家展、楊子葆文化部次長が開幕式に出席

2016/10/18
文化部の楊子葆政務次長が17日、日本の東京藝術大学で、「台湾・日本 現代絵画の未来と可能性」展覧会の開幕式に出席した。右が作品に見入る楊政務次長。(中央社)

文化部(日本の省レベルに相当)の楊子葆政務次長(副大臣)は17日、日本の東京藝術大学で、「台湾・日本 現代絵画の未来と可能性」展覧会の開幕式に出席した。楊文化部次長は、若い芸術家たちを鳥に例え、台日の協力を通じて末永く暮らせる巣を作り、より高く、より遠く飛べるようにしたいと述べた。

文化部と、日本の芸術界で中心的な東京藝術大学が「台湾文化光点(スポットライト)計画」で協力して今年で4年目。今回、東京藝大で行なわれる展覧会のテーマは「台湾・日本 現代絵画の未来と可能性」で、楊文化部次長は17日に自ら東京藝大を訪れ、出展する台湾と日本の新鋭芸術家13名(台湾7名、日本6名)が互いの作品を鑑賞し、切磋琢磨するよう激励した。

文化部と台北駐日経済文化代表処(日本における中華民国大使館に相当)台湾文化センターは2013年に東京藝術大学と協力覚書を交わし、「台湾文化光点計画」に対する東京藝大の参与を要請。これまでに台湾の漆工芸、造形芸術、写真、インスタレーションなどを紹介してきた。

今年推薦を受けた台湾の若手芸術家は、李逸琦さん、顔妤庭さん、范揚宗さん、黄沛涵さん、侯忠穎さん、劉韋岑さん、林瑩真さんで、作品は日本画(岩絵具を使用した絵画)、油絵及び版画。台湾と日本の絵画作品を対照して鑑賞することで、台湾の新たな世代の芸術家たちが日本と縁の深い美術が広がる中で、いかにして自らの文化の特質と未来の可能性を探っているかを理解することが出来るという。

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