2024/12/26

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経済

仏の食品展に台湾企業出展、ハラル認証でムスリム市場狙う

2016/10/19
仏パリで開催中の欧州最大級の総合食品見本市「SIAL 2016(10月16日~20日)」に、台湾から食品業者27社が出展。そのうち家会香食品、日正食品工業、虎牌正通実業、三叔公食品、双人徐などの食品ブランドは、ハラル認証取得済みであることを強調し、中東諸国やムスリム人口が増加傾向にある欧州市場の開拓を狙っている。(中央社)

仏パリで開催中の欧州最大級の総合食品見本市「SIAL 2016(10月16日~20日)」に、台湾から多くの食品業者が訪問団を組織して出展している。そのうちいくつかの食品ブランドはハラル認証取得済みであることを強調し、中東諸国やムスリム人口が増加傾向にある欧州市場の開拓を狙っている。

フランスの総合食品見本市「SIAL」は隔年開催されるもので、出展範囲は食材原料、既製品、半製品、添加物、酒類や飲料、スイーツやおやつ、冷凍食品など多岐にわたる。今年は105か国・地域から企業が出展し、出展規模は7,000小間に達する。

台湾からは今年、27社が出展。そのうち数社が、台湾における唯一のハラル認証機関である「台湾清真産業品質保証推広協会(Taiwan Halal Integrity Development Association、略称THIDA)」が発行する「ハラル認証」や、その他の国々で取得した認証をブースに並べ、ムスリムをターゲットに絞ったマーケティングを行っている。ハラル認証を取得している台湾の出展企業は、家会香食品、日正食品工業、虎牌正通実業、三叔公食品、双人徐など。

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