経済部(日本の経済産業省に相当)は24日、9月の工業生産指数が107.81で、昨年同月比5.02%上昇したと発表した。2か月連続のプラス成長となった。海外の大手企業がモバイル端末の新商品を相次いで発表し、台湾の電子部品業者の生産量が大幅に増えたことが工業生産指数を押し上げた。
経済部によると、9月の製造業生産指数は109.14で、昨年同月比6.47%の増加となった。製造業生産指数は、これで5カ月連続のプラス成長。また、第3四半期の製造業生産指数は110.56で、昨年同期比5.07%の増加となった。1四半期当たりの製造業生産指数の年増率がプラスになるのは、2015年第2四半期以来のこと。
経済部では、製造業を主要産業別に分けて分析した。海外の大手企業がモバイル端末の新商品を相次いで発表したことから、9月は電子部品の生産指数が20.69%増加。電子部品のうち、IC(集積回路)は44.28%増加、液晶パネル及び同モジュールも15.09%の増加となった。これらが製造業生産指数を押し上げる大きな要因となった。