外交部(日本の外務省に相当)は3日、ドイツの複数の国会議員がこのほど、中華民国(台湾)の「国際民間航空機関(ICAO)」参与を連名で支持したと明らかにし、中華民国政府はこれら議員たちが国際社会において台湾支持の声を上げたことに感謝すると説明した。
外交部は3日に発表したプレスリリースで、ドイツの国会議員97名が連名で台湾のICAO参与を支持したことに感謝。これら議員のうちドイツ連邦議会で台湾に友好的なグループのKlaus-Peter Willsch代表は今年10月、ICAOの柳芳事務局長宛てに超党派の議員97名が署名した文書を添付した書簡を送り、台湾のICAO参与を支持する立場を伝えたという。中華民国政府はこれに対して深い感謝の意を表している。
Willsch代表はこの書簡の中で、ドイツの国会議員は台湾のICAO参与を強く支持し、台湾が飛行の安全に関する重要な情報を速やかに取得できない限り、世界の旅行者の安全は保障されないと指摘した。