財政部(日本の財務省に相当)は7日、通関における輸出入統計を発表した。それによると、10月の輸出額は267億5,000万米ドルで、昨年同月比9.4%成長した。輸入額は223億7,000万米ドルで同19.5%の大幅成長となった。10月の輸出入額は、いずれも2014年12月以来の最高となったほか、輸出額は2013年2月以来で2番目に高い数字となり、輸入額は同最大の成長幅となった。
経済部国際貿易局によると、10月の輸出が成長した要因としては、モバイル端末の新商品の相次ぐ発売によって半導体の需要が引き続き増大したこと、ノートブック型パソコン関連の部品の輸出が先月に引き続き好調だったことなどが挙げられるという。