経済部(日本の経済産業省に相当)は7日、米国のクアルコム(Qualcomm)社と提携覚書を交わした。双方は共同で、台湾が4G+/5G回線のモバイルネットワーク技術やIoT(モノのインターネット)産業チェーンを速やかに確立するよう努める。
台湾とクアルコムは、すでに長期的な戦略パートナーとして協力関係にある。今回経済部とクアルコムとの提携の中心は、クアルコムが台湾で新たに技術研究室および研究チームを設立、台湾企業の技術養成をサポートして、製品、サービス設計と製品発売のソリューションを強化することにある。
財団法人工業技術研究院(工研院、ITRI)、台湾のOEMメーカー、ODMメーカー、ネットワーク事業者、ネットワークソリューションを提供する事業者は、クアルコムが新たに設立する技術研究室において、共同で研究を行う。