台湾の女子バドミントン選手、タイ・ツーイン(戴資穎)選手が27日、香港オープン女子シングルスで優勝し、世界ランキングで1位となることが確定。タイ・ツーイン選手は今年行なわれたリオデジャネイロ五輪での金メダリストと銀メダリストを撃破する見事な優勝だった。
香港オープンは世界バドミントン連盟(BWF)のスーパーシリーズの一つ。タイ・ツーイン選手は準決勝で、リオ五輪の金メダリスト、カロリナ・マリン選手(スペイン)に21-17、14-21、21-16で勝利。27日には同銀メダリストの、シンドゥ・プサルラ選手(インド)を21-15、21-17で破り、2014年に続く香港オープン二度目の優勝を飾った。
タイ・ツーイン選手はしかし、「特別な感想は無い。試合である限り、今回勝てても次に勝てるとは限らず、リオ五輪の金メダリストと銀メダリストを破ったことに特に意義は無い」と話し、さらに精進して、12月中旬にドバイで行なわれるBWFスーパーシリーズファイナルズに備える姿勢を強調した。