台湾が誇るウルトラマラソンランナー、陳彦博さんが、南極250キロウルトラマラソンで準優勝した。これで、陳さんは2016年のサハラ砂漠、ゴビ砂漠、アタカマ砂漠、南極の4カ所で開催された世界四大ウルトラマラソン(世界四大砂漠マラソン大会)にすべて出場し、完走した、初めてのアジア地域の選手となった。陳選手は総得点数1位となり同大会で優勝した。
南極ウルトラマラソン前の陳選手の総得点数は既に1位だったが、2位、3位の選手との差は大きくなかった。2位の選手と4点、3位の選手とは7点と僅差だったため、今大会に臨む陳選手の姿勢はとても慎重だった。
陳選手は、強い意志力でマラソンのレース中の多くの試練を乗り越え、南極ウルトラマラソンでは準優勝、最終的に総得点数が1位となった。これで、2016年の世界4大ウルトラマラソンの王者にもなった。陳選手は、同じ年に4大会とも出場し、完走した、初めてのアジア地域の選手となった。
陳選手は、その強固な忍耐力と意志力を持って世界大会で栄えある輝かしい優勝を成し遂げたことは、ライバル選手たちからも称賛され、賛美の意を込めて「台湾虎(The Taiwanese Tiger)」と名付けられた。