2024/12/27

Taiwan Today

外交

蔡総統、米ハワイの記者研修プログラム訪問団の表敬訪問受ける

2016/12/07
蔡英文総統(左から4人目)は6日、米ハワイ州にある独立研究機関「イースト・ウエスト・センター(East-West Center)」が主催する記者研修プログラム「アジア太平洋ジャーナリズム・フェローシップ(Asia Pacific Journalism Fellowships)2016」の記者団一行による表敬訪問を受けた。蔡総統は一行に対し、「良好な台米関係は、アジア太平洋地域の平和と安定、そして台湾海峡両岸関係に必ず有利になる」と強調した。(総統府提供)

蔡英文総統は6日午前、米ハワイ州にある独立研究機関「イースト・ウエスト・センター(East-West Center)」が主催する記者研修プログラム「アジア太平洋ジャーナリズム・フェローシップ(Asia Pacific Journalism Fellowships)2016」の記者団一行による表敬訪問を受けた。蔡総統は一行に対し、「良好な台米関係は、アジア太平洋地域の平和と安定、そして台湾海峡両岸関係に必ず有利になる」と強調した。

蔡総統は歓迎のあいさつの中で、「アジア太平洋ジャーナリズム・フェローシップ」の記者団と会見するのは総統就任以来、初めてのことだと前置きした上で、「イースト・ウエスト・センター」は1998年以降、米国とアジア太平洋諸国の住民との相互理解を深めるために尽力しており、米国のジャーナリストによる訪問団を定期的に台湾へ派遣し、米国国民が台湾への理解をより深めることができるよう支援していると説明。同センターの取り組みに、心からの感謝を伝えた。

蔡総統はまた、台湾は国際社会の一員として、長期にわたり米国と緊密な関係を築き上げてきたと指摘。新政権の外交方面での努力は、単に台湾にとって最大の利益を勝ち取るためだけでなく、この地域の平和と安定を推進するためのものだと説明した。蔡総統はさらに「良好な台米関係は、アジア太平洋地域の平和と安定、そして台湾海峡両岸関係に必ず有利になる」と強調。この地域の平和を維持する者として、台米関係あるいは台湾海峡両岸関係のいずれも、アジア太平洋地域の平和、安定、繁栄にとって極めて重要だと考えており、「我々はいずれも非常に重視している」と述べた。

訪問団のメンバーは、「National Public Radio」国際ニュース部門ディレクターのWilliam Dobson氏、『USA TODAY』ニュース編集のDonna Leinwand Leger氏、『ワシントンポスト』の紙面及びネット版の記者、Lavanya Ramanathan氏、『Cleveland Plain Dealer』のビジネス分野担当記者、Janet Cho氏、『ワシントンタイムズ』の国家安全分野担当記者、Guy Taylor氏、雑誌『Foreign Policy』の編集アシスタント、Bethany Allen-Ebrahimian氏。それに台湾の私立世新大学(台湾北部・台北市文山区)の科学伝播研究与発展センターの関尚仁主任、外交部の李澄然常務次長(事務次官)が同行し、総統府にて蔡総統を表敬訪問した。会見には国家安全会議の曽厚仁副秘書長が同席した。

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