2024/12/27

Taiwan Today

経済

国際学力テスト科学部門、台湾は大幅上昇の4位

2016/12/07
科技部と教育部は6日、「PISA2015台湾生徒の成績」合同記者会見で、2015年のPISAの結果を公表、台湾は、数学的リテラシーが4位、科学的リテラシーが、13位から4位と大幅に上昇した。(中央社)

 

科学技術の振興に関する行政を担当する科技部(日本の文部科学省に類似)と教育部(日本の文部科学省に類似)は、2015年の学習到達度調査(PISA)の各国の結果を公表した。台湾の生徒は、数学的リテラシーが4位、科学的リテラシーが、13位から4位と大幅に上昇したほか、読解力は23位に順位を落とした。

学習到達度調査は、ヨーロッパ諸国を中心に先進国が加盟する国際機関、OECD(経済協力開発機構)が進める国際的な学習到達度に関する調査。目的は、15歳の生徒が、社会に参加する上で必要となる知識をどの程度持っているかを理解するためだ。2000年から3年ごとに調査が行われ、台湾は2006年から参加している。

科技部と教育部は6日夜、「PISA2015台湾生徒の成績」合同記者会見を開催、2015年のPISAの調査結果を公表した。PISAの主要分野は、「読解力」、「数学的リテラシー」、「科学的リテラシー」の三つに分かれ、今年は「科学的リテラシー」を中心に行われた。

台湾の生徒は今回、科学的リテラシーで大きく躍進し、13位(2012年)から4位(2015年)まで、大幅に順位をあげた。

そのほか、数学的リテラシーでは、2012年と同様の4位となり、韓国、中国大陸、日本を上回った。

 

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